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展覧会

赤井正人展 御岳のくつ

2025年12月17日(水) - 2025年12月23日(火)

赤井正人展 御岳のくつ

御岳くつ-とは

御岳=尊いお山日本の中世では金峯山、大峯山(山上ヶ岳) を御岳の山といわれ、後に各地の霊山の通称となっていきました。

くつ=窟、洞、陰陽、法螺、ほと等のこと

お山の窟に入ると外の世界で戦争が起ころが、AIが普及し目まぐるしく社会が動いたとしても、そこには茫漠たる自然があるだけ、世間からは忘れられそうな場には何か本質的なものが有るのではないか?と思ってしまいます。

ここ数年、私は山伏装束でお山に入り、大峯の山々を主体に登拝させて頂いています。

日本の山は古来、桃源郷とも呼ばれ山中他界の地でした。行者達は験力を得るため窟に籠り、水に入り、滝に打たれ、山を歩き祈る。コレがいかに難しく凄いことかと実際に身をもって体現しております。

山岳民俗文化というのは、自ら山に赴くことでしか分かりません。また、現代まで受け継がれている古い祭事や地域の歴史文化は地層深くに根付き埋もれている事例も多く、表層に現れてくることは余りない。そんな忘られた根を丁寧に掘り起こし自身の思考と身体を通して表現したいと私は考えています。

そんな失われつつある根を、数年かけて思考しそれを元に原木を彫り、群になったそのもの達は異界のものに変化するでしょう。

私は大峯に棲まうもの達をARTを通して記録し語り継いでいきたいと思っています。

赤井正人

奈良 大峯の麓で法螺を吹き、紀伊山地に潜むもの達を表現します。ご覧頂ければ幸いです。
赤井正人

12:00 - 18:00 会期中無休 初日作家在廊